作詞と作曲はどちらが先?

作詞と作曲はどちらが先?

け:師匠、こんど、バンドでオリジナル曲を作ろうと思うんですが、
作詞と作曲はどちらが先にやるもんなんですか?

ポップス・ロックでは95%作曲が先

師:J-POP、ROCKの世界では、
「曲先」(きょくせん)といって、
先に曲が決定し、それを聞きながら歌詞を考えるのが一般的なんじゃ。
メジャーでは95%以上の比率じゃな。
り:あれ?そんなにカッチリ決まってるもんなんですか?

作曲が先でないと効率が悪い

師:完全に一人で作詞作曲をしている場合は、どちらが先でも良いんじゃが、
ビジネス的に、作詞を先にやると、効率があまりよくないんじゃ。
あ:え、どういうことですか?
師:そうじゃのぅ。例えばCDとして発売する曲を決める会議があるとしよう。
歌詞だけ見て、
「うーん、この歌詞いいねー!売れそうだ!よし、発売しよう!」
とは考えにくいじゃろぅ?
わ:そ、そりゃそうっスね~。
師:実際、CDを作るときには、
「コンペ」と言って、何曲もの候補の中から「売れそうな」曲を選び、
アーチストや作詞家は、選ばれた曲にだけ歌詞を付けるんじゃ。
け:「ボツになるかもしれない曲」に歌詞をつけるのは無駄ですもんね。
ま:詳しくは「CDができるまでの流れ」を見てくださいね!

先にある歌詞に、あとで曲をつけるのは難しい

師:もう一つ、作曲を先にする理由は、
先にある歌詞に、あとで曲をつけるのは技術的に難しい
ということがあるんじゃ。
わ:そんなもんですか?
師:ポップスやロックは、音楽の中でも「覚えやすい、分かりやすい」特徴があるから、
これだけたくさんの人に聞いてもらえるようになったんじゃ。
ま:「売れる曲」は覚えやすくて、すぐ歌えちゃいます♪
師:どうやって覚えやすくなっているかというと、
ある程度2-4-8小節のシンプルな塊、パーツを繰り返したり、組み合わせてできているんじゃ。
例えば
Aメロは4小節*4=16小節
Bメロは4小節*2=8小節
サビは8小節*4=32小節
といった具合じゃな。
け:確かに、ギターの練習も、その塊というか「パターン」を覚えながらになりますね。
師:と、なると、それぞれのパートに入る「歌詞の文字数」もある程度規則性が必要じゃ。
あ:なるほど!
歌詞(字数)が完全に作詞家の自由に書かれてしまうと、
この「組み合わせ」に埋め込むのが難しくなってしまうということですね!
わ:埋め込むだけでも大変なのに、
その状態で「キャッチーな売れる曲を作れ」と言われても、厳しいな。。。
り:それに、どっちみち1コーラスめ(1番)を作った後、2コーラスめ(2番)
を作るときには、1コーラスめ(1番)のメロディーに乗せるしかないですもんね!
師:というわけで、「プロの作詞家」というのは、
メロディー(文字数や長さ、音の高低)という
「制約」であり
「アイデアの源」を
楽しみながら、それを生かす歌詞を作れる人、
ということになるんじゃ。
ま:ポップスの世界で「詞先」(しせん)=歌詞を先に作り、それにメロディーを付ける
では、槇原敬之さんが有名です♪
あ:また、演歌でも「詞先」(しせん)が一般的です。

 


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