レコーディング講座 自宅スタジオを作ろう② 防音には遮音と吸音がある

レコーディング講座 自宅スタジオを作ろう②
  防音には遮音と吸音がある


ま:大好評の宅録講座。
    ついに自宅をスタジオ化しちゃいます♪
わ:いやー、昨日も夜にProToolsでミキシングしてたら、
    「音がうるさい!」って苦情がきちゃったよ。
り:音漏れか~。
け:あの卵の紙パックとかを壁に貼ってるの見たことあるけど。
わ:お!それだったらスーパーでもらってこれそうだな。。
あ:でも、それって本当に効果あるのかな?
ま:音響のプロに相談してみよう!
効率よく吸音グッズ・防音室を探す方法効率よく遮音グッズ・防音室を探す方法

【防音=遮音+吸音】


わ:師匠~。おかげさまでせっかく音が良くなった自宅スタジオなんですが、
    「音がうるさい」と言われるんですよ。
け:卵の紙パックを壁に貼るのって防音効果あるんですか?
あ:あと、前回出た吸音材やカーテンは?
師:うーん、大雑把に「防音」と呼んでるが、
   「遮音」と「吸音」ではまった別の対処が必要じゃ。
ま:「しゃおん」と「きゅうおん」?
あ:どう違うんですか?
師:まず、
   「遮音」
   読んで字のごとく、音が外に漏れないようにせき止めるんじゃ。
   今回、わ君が必要なのはこっちじゃのぅ。
   一方、
   「吸音」
   こちらも読んで字のごとく、ある空間の中で溜まっている音を
   吸い取るんじゃ。
り:音を~?
ま:吸い取る~?
け:ど、どういう意味ですか?

【音の性質を考えよう】


師:まず、「音=空気の振動エネルギー」ということは中学くらいで
   習っとるじゃろぅ?
わ:え~、ま~、、、
け:う~ん。。
り:あ~そうかも~。
ま:えぇっ?そうなの~?
あ:なんとなく~。
師:えぇーい、どいつもこいつも。。。
   音は空気の振動であり、発信源=音源(今回はスピーカー)から、
   ある程度方向性はあるが、基本的には部屋中に広がっていくんじゃ。
わ:だから、部屋の「中」では、どこでも音が聞こえるわけか。
師:で、広がるとたいていは壁や天井、床などにぶつかる。
   ぶつかると、その後どうなるか?
わ:え~、ま~、、、
け:う~ん。。
り:どうかな~。
師:うーん、話が進まんのぉ。
   壁などにぶつかった音は、3つに分かれる。
   ・反射 
   ・吸収(熱や振動に変化)
   ・透過
   この3つのバランスは、壁などの「材質」と「形状」によって変わってくるんじゃ。


り:「反射」は木霊(こだま)みたいなもんか。
ま:やっほー♪
け:「吸収」は、、最終的には消えてなくなるって事?   
わ:「透過」は、今うちで問題になってる「音漏れ」。。。  
師:で、それぞれ特徴があるんじゃ。
   ・反射 → 硬いものや表面が平らな素材は反射しやすい
   ・吸収 → 表面積が多くて振動しやすい素材は吸収しやすい
   ・透過 → 薄くて軽い素材は透過しやすく、重いものやぶ厚い素材は透過しにくい    
あ:「材質」と「形状」って?
師:「材質」は金属、木、紙、布、プラスチック、ゴム、コンクリート、石膏、、
    これによって、重さ・硬さが変わってくる。
   「形状」は薄いシート状、厚い板状、塊、棒、糸、グシャグシャ、、
   といったところかのぅ。
   例えば
    硬い金属板は音を反射しやすいが、吸収はしない。
    石膏は重いが柔らかく、繊維質で表面積が多いので、
      あまり反射・透過せず、吸収する。
    ゴムは「音」に対してさほど敏感ではないが、「振動」は吸収する。
    布や紙や軽くて密度が低いので、透過しやすい。しかし、繊維質なので、
     弛ませたり、グシャグシャにすると吸音効果がある。
わ:あぁ!それで前回、
   -------------------------–
   2.後ろの壁には、厚手のカーテンをたるませたものをブラ下げるか、
     吸音材を貼り付けて、音の反射を抑える。
     カーテンはピシっと張ってしまうと、低音を吸収してくれないので、
     ヒダを多めに作って弛ませるのがポイントじゃ。 
   -------------------------–
    という話があったわけですね!
あ:そうか!前回は「音がモヤーンとして分かりにくい」という話だったけど、
   それは「音の反射=反響」が原因だったから、
    ・スピーカーを反射しやすい壁から遠ざける。
    ・反射しやすい壁に吸音材やカーテンを弛ませたものを張る。
   といった「反射させずに吸音する」対策が効果的だったという
   ことですね!
け:なるほど。
    ・遮音=音が透過するのを防ぐ
    ・吸音=音が反射するのを防ぐ

    ってことですね!

【防音に必要な資材】


ま:それでは、ズバリ音漏れの解決法(=遮音)を大公開!
師:、、、とは簡単にいかないんじゃ。。
わ:えぇ~?
師:というのも、どちらも物量作戦が基本なので、費用もかかるし、
   特に遮音については工事が必要な場合もあるので、
   個人では難しい場合が多いんじゃ。
り:そこをなんとか!
師:うむ、まずはそれぞれの対策に必要な資材をピックアップしよう。

【反響を抑える=吸音するには?】


   ・吸音 → グラスウールなどの吸音材



グラスウールは安価なのが助かるが、相当な量(厚さ1mとか)を用意しないと、低音は吸収してくれない。
 ただし、グラスウールはガラス繊維なので、
   ・素手で折り扱わない。
   ・施工中はマスク使用。
   ・薄い布などをスプレー糊で貼り付けて、繊維が飛ばないようにする。
     などの注意が必要じゃ。
 と、考えるとこの下の加工したものは使いやすそうじゃ。



 ウレタンスポンジ系は、少し高価だが、効率よく吸音してくれるんじゃ。




【音漏れを防ぐ=遮音するには?】


   ・遮音 → 重くて分厚いもの。(鉛・コンクリート・石膏ボード)
         振動に変わっていればゴム等を組み合わせると効果的じゃ。
         あとは、音=空気の振動なので、「密閉」は重要。
         個人では難しいが、「真空」は効果絶大で、レコーディングスタジオ
         などは、窓ガラスを2重にして、その間は真空になっておるんじゃ。



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け:、、、聞いてはみましたが、、、確かに大変そう。特に遮音。。。
け:重い、デカい、天井はどうすんの?の三重苦。。。

【お金をかけずになるべく安く防音するには?】


ま:何か普通のもので役立つものはありませんか?         
師:「吸音」では、布や紙なども量が集まれば役に立つ。本棚や布団はある程度
    吸音効果があるぞ。低音に関しては専用の「トラップ」が必要じゃが。
   「遮音」は、難しい。隙間テープなどを使って「密閉」する程度じゃな。
わ:で、やっぱり最後は防音室。
     狭すぎると音がこもってしまうので、一回り大き目のものを!



効率よく吸音グッズ・防音室を探す方法
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